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2025年5月22日(木)

北陸新幹線 京都延伸計画の中止を

参院決算委 倉林議員

 日本共産党の倉林明子議員は、19日の参院決算委員会で、北陸新幹線の京都延伸計画の中止を求めました。

 倉林氏は3月25日の自治体向け説明会で、国土交通省が「これをキックオフにして引き続き丁寧に説明を尽くす。住民説明会についても検討したい」と発言したが、「2カ月た経つが、説明会は今後どのように開催されるのか」と追及。当時の説明会で、国交省が地下鉄東西線のシールド工法工事による井戸被害への補償件数はゼロだったと説明したが、4月の衆院国交委員会の日本共産党の堀川あきこ議員の質疑で誤りだったと認め撤回したと指摘し、「京都市に謝罪したというが、きちんとした説明がなければ信頼など簡単に壊れる。真摯(しんし)に事実に基づいて求められる説明会に対応すべきだ」と要求しました。

 また、倉林氏は「ルートを絞っているのは与党整備委員会で、住民の最大の関心事であるルートの決定に住民の意見が反映されない仕組みになっていること自体が問題だ」と批判し、中野洋昌国交相の認識をただしましたが、中野氏は「一日も早い全線開業に向けて、地域のみなさまのご理解が得られるよう、丁寧かつ着実に取り組んでまいりたい」と述べるだけで、明確な答弁はありませんでした。


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